第44回(2024年度) 藤堂音楽賞 受賞者を発表
2024度の藤堂顕一郎音楽褒賞基金受賞者は、
声楽 テノールの宮本佳計さんと
フランス歌曲 京都フランス歌曲協会(代表:美山節子さん) に決まりました。
授賞式は2月2日(日)、京都ブライトンホテルで開催されました。
おめでとうございます。
受賞・表彰趣旨
宮本佳計(みやもと よしかず)氏
京都市立芸術大学音楽学部を卒業したテノール歌手で、佐々木成子、植田治男、B.ペラガッティ各氏に師事。
京都府立聾学校に講師として着任し同学校、及び支援学校にて、聴覚障害児、重度心身障碍児、
自閉症児の教育に携わる。
長年にわたり歌曲に真摯に向き合い、活発な演奏活動を行っている。海外での演奏経験も豊富であるが、
特に京都に於いて30年以上にわたり毎年リサイタルを開催しており、プログラムは毎回考え抜かれた
テーマを基に選曲されている。日本シューベルト協会会員。
京都フランス歌曲協会(代表:美山節子)
1991年10月10日設立。フランス楽曲を中心にフランス音楽全般の啓蒙と研鑽を目標に年間4,5回のコンサートを
京都の彼方此方のホールで開催。発足当時は少人数であったが、声楽家、ピアニストだけでなく音楽学、音楽美学、
フランス文学の専門家も加わり設立20周年には120人ものメンバーを抱える大グループへと成長し、2024年11月
現在では会員数が135名在籍しており、全メンバーがそれぞれの分野での活躍を目指し日々研鑽している。
33年間にわたり京都を中心に活発な活動を続けており会員によるコンサートや勉強会、内外の専門家による
公開レッスンなど、その充実した内容と地道な活動は注目すべきものである。
2024年12月22日に152回目となるコンサートを開催した。
過去歴代受賞者に関してはコチラをご覧ください。